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設立の趣旨

こどもの笑顔は、両親、祖父母そして保育や教育に携わる人に、この上ない幸せと満足感をもたらしてくれます。こどもは「家庭の宝」であり、社会、国の宝であります。

そのこどもの命を守るために、こどもの教育に従事される方々の立場・技量が重要であることは申すまでもありません。特に乳幼児を預かる保育士の応急手当に関する知識・技量に深い関係があると考えられます。

 

一般に保育士は、教育機関での修学中に応急手当(基本)を学びます。そして、保育園などの職場に就くわけですが、その後は、心肺蘇生やケガの処置法を、定期的に学ぶ機会は多くありません。もちろん、主任などの立場の方は、行政・加盟組織の案内により定期的に講習を受けられることもあります。しかし、こどもに直接に関わっている保育士には、そうした講習機会が十分に与えられているとは言えないのが現状です。

 

また、近年、保育園などの施設には、AED(自動体外式除細動器)が設置されました。ただし、乳幼児が心肺停止に陥ったときには、「心肺蘇生の実施」が、より重要です。

そして、心肺蘇生の実施方法も、定期的(5年ごと)に国際ガイドラインが更新されています。

 

幸い、現在は、こどもの体と行動を熟知した「こども用の応急手当」講習の開講が進んでいます。このような現状から、現役の保育士の方々を対象として、乳幼児への応急手当の継続的研鑽、および最新情報修得の場の必要性を強く感じ、当会設立に至りました。

さらには、保育士のみならず、幼稚園、小学校など、こどもの教育に従事される方々、子育て中のご両親にも、乳幼児の応急手当講習の受講をお勧めし、安全な社会を構築するために貢献することを目的としています。

設立からの経緯

代表  森 俊英

■ 2010 年 9月  1日   設立
■ 2011 年10月  1日   ホームページ開設
■ 2017 年 2
月12日   ホームページ改新

当会の講習は、下記のテキストに基づき実施しております。

『こどもの事故と応急手当』第6版(2017年1月)

 著者     吉田一心  伊東和雄

 医学監修   荻野隆光(川崎医科大学 救急医学教授・医学博士)

        石松伸一(聖路加国際病院 副医院長 救急救命センター長)

 発行     (有)マスターワークス

090-6979-2661 9:00~17:00
mail ▶ lsfa_kids@yahoo.co.jp

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